Monday, May 07, 2012

Book : Tesuo The Bullet Man

※ネタバレ:まだ読んでない人は見ないでね、思いつくがまま適当な感想。
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塚本晋也/著『鉄男 THE BULLET MAN』(2010)講談社

解剖学者の父ライドは日本の重機械工業の会社で“人間兵器”を開発していた。トランスフォームする人工人体を作り、人間の代わりに戦地へ送り込む為だ。
最愛のパートナーである美津子を癌で失った父は、会社から実験用の細胞を自宅へ持ち返り、美津子そっくりの人工人体を作り上げた。
そして、生まれたのがアンソニー。

定期健診を受けていたのは父がアンソニーとトムの変化を観察する為だったのである。

息子トムを失ったアンソニーは怒りを感じるたびに身体が鋼鉄へと変化し、“ヤツ”が挑発するにつれ巨大な大砲へと化す…街を破壊する危険が迫る。
やがて、“ヤツ”を内部に取り込んだおかげでアンソニーの精神は沈静化し、元の肉体へと戻って行った。
そして、妻ゆり子の身体には新しい命が芽生えた。

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